大阪大学大学院工学研究科分析センター

元素分析室 – 所有機器一覧

☆炭素、水素、窒素分析装置

有機微量元素分析装置 JM10

株式会社 ジェイ・サイエンス・ラボ (J-SCIENCE LAB CO.,Ltd)
JM10機器詳細・特徴
測定元素 : 炭素・水素・窒素
測定方法 : 自己積分方式(ピストンポンプを使用)
検出器 : 熱伝導度検出器(TCD)、
タングステンフィラメント60Ω 4素子
測定精度 : 絶対誤差±0.3%以内
試料量 : 通常約2mg
測定範囲 : 水素 0.5 – 400μg、炭素 3 – 2600μg、窒素 1 – 1000μg

装置紹介
主に有機化合物中の炭素(C)、水素(H)、窒素(N)含有量の同時測定が可能な装置である。微量の試料(約2mg)を高温炉中(約1000℃)で完全燃焼してガス化し、熱伝導度検出器に導入し定量化している。試料の構造決定や成分定量、純度決定などに利用されている。

☆ハロゲン・硫黄分析装置

A)有機元素分析システム

株式会社 三菱化学アナリテック (MITSUBISHI CHEMICAL ANALYTECH)
yuuki機器詳細・特徴
測定元素 : ハロゲン・硫黄
測定方法 : 横型試料燃焼装置、イオンクロマトグラフ一体化
検出器 : イオンクロマトグラフ
測定精度 : 絶対誤差±0.3%以内
試料量 : 通常約2mg

 

装置紹介
横型試料燃焼装置とイオンクロマトグラフを組み合わせてシステム化した装置である。試料中の硫黄及びハロゲンを燃焼分解し、生じたガスを吸収液に吸収させ硫酸イオンまたはハロゲン化物イオンとして定量を行う。

B)加熱銀吸収方式 ハロゲン・硫黄分析装置

株式会社 柳本製作所 (YANAGIMOTO MFG.CO.,Ltd)
kanetsu機器詳細・特徴
測定元素 : ハロゲン・硫黄
測定方法 : 横型試料燃焼装置、銀粒と反応させハロゲン化銀もしくは硫酸銀として捕捉しその重量変化より測定
測定精度 : 絶対誤差±0.3%以内
試料量 : 通常約2mg

 

装置紹介
横型試料燃焼装置により試料を燃焼分解し、生じたガスを銀粒と反応させハロゲン化銀もしくは硫酸銀として捕捉する。その重量増加からハロゲン、硫黄の定量を行う。
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